伝えるということ

伝えるということ

他人に何かを伝えることについて、今までは伝えられてきたことをこなし、形にすることが多かったので感じなかったのですが、最近非常に苦労し、色々な方法を試しています。

頭の中では理解していても、口に出そうとすると的確な言葉が出ず、会話をしている相手にうまく伝えることが出来ません。

現状で、どのような伝え方が考えることが出来るか残しておいて、また1ヵ月後、1年後、10年後この記事を見た時にどう感じるか、感じ方が変わっているようであれば成長の判断材料として残していきます。

口頭で伝える

所要時間が非常に短く、スピーディに伝えることが出来ますが、人によっては異なったイメージを持ってしまう、またはイメージすることができないことが多く、全ての人に対して同じイメージを抱かせることが困難な手法です。

解決法としては、伝える相手が分かりやすい例え話に置き換えて話すことでイメージする手助けを行い、例え話も具体性を持たせることでイメージの統一を図れます。
身振り手振りなどのボディランゲージを交えることも有効な手段と考えられます。

ただし、話した内容は形として残らないため持続性に乏しく、記憶に残りづらいという面もあります。

文章で伝える

手軽に伝えることが可能であり、且つ、形として残るため、後から見直す記録として残すことの出来る手法です。

人間の五感の中で一番割合の高い視覚情報で伝えることが可能であり、使われている場面が非常に多い手法ですが、感情を乗せることが難しく異なったイメージで伝わる恐れがあります。

また、文面だけで表現することが難しいイメージがあるという面があります。

絵で伝える

文章よりも感覚的に理解することが出来る情報であり、統一したイメージを持たせやすいですが、用意する時間がかかってしまう手法です。

また、絵だけで表現するには、伝えたいことに関しての知識が必要な場合が存在し、場合によっては理解できない可能性があります。

上記の口頭、文章で伝える手法との親和性が非常に高く、口頭ではプレゼンテーションや会議の場、文章ではマニュアルや広告・看板という方法として使われています。

どの手法で伝えるにしろ、重要なのは相手のことが何処まで考えられているか?であり、考えられているレベルによって選ぶ手法が変わり、伝え方が変わり、具体性が増し、共有するイメージの像がハッキリしてくると考えられます。