サーバをLinodeに移管してみた
何度か 移管を 繰り返してきている当サイトですが、今回はLinodeに移管をしてみました。
t1.microからt2.microという手もあったのですが、AWSを利用する理由も特にないかなぁということでまたVPSに舞い戻っています。
ついでにCentOSも7にしてみたので、色々変更点をメモメモ。
Linodeを契約
メンバー登録して、必要情報を入力、プランは「Linode 1024」を選択、デプロイ等ゴニョゴニョしていたら立ち上がりました。
開設あたりまでは、こちらのページに詳しく記載されていましたので参考にさせていただきました。
必要なモノをインストール
AWSとほぼ同じ環境を用意していきますので、PHP(php-fpm)、MySQL、nginxをインストールしていきます…ついでに標準パッケージも気になっていたMariaDBになっていたのでコチラを利用。お初。
という事で、自分はyumしか使えないので、epel、remiのお世話になります。
rpm -Uvh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/7/x86_64/e/epel-release-7-2.noarch.rpm
rpm -Uvh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-7.rpm
自動的にレポジトリ見に行くのは微妙なのでenabledを0にしてから、PHP、MySQL、nginxをインストールします。 と、言いたいところでしたが、PHP5.5をインストールする時にlibgd.soが無いよって言われてしまったので、gd-lastもインストールします。
yum install --enablerepo=remi gd-last
yum install --enablerepo=remi-php55 php-cli php-mysql php-mbstring php-gd php-fpm
yum install --enablerepo=remi mariadb-server
yum install --enablerepo=epel nginx
MariaDBの初期設定
とは言っても事前調査なしなので、MySQLの初期設定と同様です。前回の記事と変わりません。
MariaDBを実行するコマンドだけ異なります。CentOS7からは「systemctl」が採用されたそうなので、「/etc/rc.d/init.d/***」では無くなりました。 systemctlについてはコチラのページで色々詳しく記載がされていましたので参考にさせて頂いています。
systemctl start mariadb
systemctl enable mariadb
ちなみにMySQLのダンプデータをそのまま実行しても移すことが出来ました。今のところ不具合は起きていません。
PHPとnginxの初期設定
コチラは前回の設定と変えなくても動きました変えていません。
MariaDBと同様に、systemctlから実行、自動起動設定を行います。
その他色々
- 一旦ローカルのhostsをLinodeに向くように書き換えてチェック
- 問題なさそうだったのでAレコードを書き換え
- 新規ファイルをアップしてDNSが書き換えられてるかチェック
- EC2側を(まだちょっと怖いので)stop
EC2を停止してもEBS分が課金されるみたいなので、様子をみてterminateする予定です。
そういえばポート設定してないのでそちらも気が向いたらしておこう。iptablesじゃなくなってるらしいので、試してみたらまたメモします。