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名古屋のWeb制作会社につとめるプログラマーのつぶやき

作る目的作ってもらう目的

作る目的作ってもらう目的

趣味としては高校の後半あたりから、仕事としては去年の四月から、Webサイトを正直なところ深い所まで考えずに作っていたと思います。

相手(お客様)の事や目的を理解していなかったわけではないのですが、自分から考えられていたのかと言うと疑問です。

どうしても制作者側の観点になってしまう点もあり、そうじゃなくって…と言われる事もしばしば。

という事で、なるべく相手の立場になれるように、どうすれば良いのか考えてみました。

作る目的

何かを作り上げる上でどうしても必要になってくるものが、目的だと思います。

またそれは、どんな壮大な夢であれ、どんな些細な事であれ、目的になり得ると考えられます。

例えば、料理を作る目的も様々。自分が食べるため、子供に食べさせるため、お客様の笑顔を見るため、飢餓に苦しむ人たちを救うため、世界平和のため…。

目的が違えば、作られるものも違い、最終的には受け取る人も様々となってきます。

作ってもらう目的

また、生活をするうえで、何もかも自分たちで作っているわけではありません。何かしら、作ってもらっているモノは存在しているはずです。

では、なぜ作ってもらっているのか?作ってもらう目的とは何なのか?と考えて見ると、これも様々な目的が表れてきました。

先程の料理を作る目的に対し、作ってもらう目的は、自分が作るよりも美味しい、効率的、時間の節約、自分だけでは足りないから手伝って貰うため、一緒に作りたいため…。

こちらに関しては、目的が変わるだけで、行動すら変わってきます。

作る目的と作ってもらう目的

それでは、自分たちの仕事に置き換えて見ると、制作を行う目的はお客様によって様々ですが、共通して言える事がお客様の目的達成に向けて制作を行います。

そのため、目的達成のために我々制作者だけが思考し行動するだけでは、お客様自身でしかたどり着けない、どうしても足りない箇所が発生してしまいます。

だからこそ、プロジェクトに巻き込み、目的を共有し、お客様自信にも行動して頂き、一緒に前進する必要があるのではないでしょうか?

ただ単に、見栄えのいいデザインや、高度なシステムを提供するのではなく、お客様と一緒により目的に則したモノを選んでいく必要性があると思いました。